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追越に必要な時間と距離

2車線以上の道路を走行している自社自動車が前方を走る自動車を追い越すために必要な時間と距離はどのくらいでしょうか?

まず、追越しの手順については「交通の教則」では次のように説明されています。
追越しとは、車が進路を変えて、進行中の前の車の前方に出ることをいいます。追越しは、進路を変え、加速したうえで再び進路を戻すという複雑な運転操作を必要とします。

(1)追越し禁止の場所でないことを確かめる。
(2)前方の安全を確かめるとともに、バックミラーなどで右側や右
         斜め後方の安全を確かめる。道路の右側部分にはみ出した追越
         しをする場合には反対方向の安全を必ず確かめる。
(3)右側の方向指示器を出す。
(4)約3秒後、最高速度の制限内で加速しながら進路をゆるやかに
         右にとり、前の車の右側を安全な間隔を保ちながら通過する。
(5)左側の方向指示器を出す。
(6)負い越した車がルームミラーで見えるくらいの距離までそのまま進み、進路をゆるやかに左にと
   る。
(7)合図をやめる。

そして、(4)で加速して例えば、前の車が40㎞で進行していた場合、それよりも10㎞加速して50㎞で追越しするのに要する時間は17.8秒です。距離は250mです。

片側1車線であれば対向車の確認が必要ですが、その確認しなければならない距離は250mの倍の500mということになります。

ちなみに、前車が50㎞で自車が60㎞で追越す場合には、時間21.1秒、距離360mとなります。
(「安全運転そのルールとマナー」全日本交通安全協会より)

追越しが複雑な運転操作を必要とするゆえに危険を伴う行為であることをを認識する必要があると思います。

 

 

柴田祥弘(シバタヨシヒロ)

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